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地元民でも意外と知らない!?今金ヒストリーシリーズ その4

いまかね発祥の農機具 上田式豆まき器

1909(明治42)年、今金町(当時利別村)白石の(故)上田甚作さんが発明した『豆まき器』。

当時、主要産物だった大豆の豆まき作業は、手作業で苦労が多く、これを簡単にできるようにならないかと、甚作さんは、4年間にわたり研究を重ね、ついにこの豆まき器を考案しました。これにより効率的に作業ができるようになり、その後1955(昭和30)年頃まで全道各地で広く使われました。

今金町発祥の農機具が全道に広がり、北海道の畑作農業の発展に大きく貢献したといわれています。

 

 上田甚作〔上田 甚作 氏〕

 上田式豆まき器 「上田式豆まき器」

ライター やす

座右の銘は「「夢をあきらめない」by栗城史多」で、 執筆記事の得意分野はワクワクさせること、プラス思考、とにかくしつこいです。

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