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「北海道新幹線」と「道南いさりび鉄道」が開業3周年を迎えるにあたり、記念トークイベントが北斗市で行われました。
イベントは二部構成で行われ、第一部はテレビ番組「水曜どうでしょう」などでもお馴染みのオフィスキュー現会長、鈴井貴之さんが新幹線の魅力や地域活性化策などを語りました。
今回、鈴井さんは北海道新幹線開業時に「特任車掌」としてPRを務めた縁で招かれたのですが、先日公開された映画「そらのレストラン」の話題や、今金町にも関係する「地方創生」に関する話題など、約1時間にわたりジョークも交えながらの講演を行いました。
*「北海道にもっと人を引き寄せ、いろんな人に来ていただくには『来て来て』と言うばかりでは誰も来てくれない。こちらからも出かけなければいけない。自分の地域を思うなら、自分の地域だけを考えない。いろんな地域の参考事例を見て、それが自分の地域に当てはまるかどうか、どんな可能性があるか見地を広める。そのためには、いろいろな場に出向き、経験して、見てこなきゃいけないです」
*「スタンダードに陥らないことが大切。地方はみんな大変な思いをしていて、どう地域を活性化させるかがテーマです。中央に目を向けて中央のまねをしても当てはまらない。実績のあるものは事例があるし、安心してできますが、結局は言葉を悪く言うと一番煎じ、二番煎じ三番煎じで、世の中を引きつける力になるかは疑問です。それよりは、誰もがやっていない、『やっぱり無理だべ』と思うことをやる方が注目される。アイデアを言った時に周囲が『そんなの無理だ、だめだ』と言われるものが、一番可能性があると僕は思います」
北海道新聞一部抜粋
新幹線ができて東京が近くなるという発想よりも、東北が今まで以上に近くなるという発想もあり、例えば函館周辺の人は札幌に特急「スーパー北斗」で3時間半かけて行くよりも、2時間半で仙台に行った方が近いことや、札幌まで新幹線が延伸した際には、札幌~旭川の1時間ちょっとの感覚が札幌~函館(道央~道南)でも同じ感覚になってしまうことなどがあげられ、今金町に置き換えると、長万部~札幌が1時間以内で移動可能となり、札幌は日帰り圏内になることなどが期待されます。
一方、日帰り圏内になるということは、今まで泊まる必要があった場所に泊まってお金を使う予定だった人が、そのまま大都市圏に帰ってしまうことにもなり、地方にとっては課題のひとつになるのかもしれません。
明日、16日から行われるJRのダイヤ改正では一部列車に限り、新函館北斗~東京間の所要時間は「4時間切り」を実現、新青森~函館は「1時間切り」が実現されます。
所要時間は飛行機には敵いませんが、大雪に強く、リグライニングとテーブルが常時使え、保安検査のない新幹線も選択肢のひとつかと思います。
筆:Odajima
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