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毎年200万人以上が訪れる「さっぽろ雪まつり」、来年で第66回目を迎える北海道の一大イベント。
かれこれ1年前にさかのぼる今年の2月に行われた第65回さっぽろ雪まつりで、かなりさりげなく、しかし思いのほか大々的に今金PRが行われていたことはご存じでしょうか。
雪まつりに行かれた方の中には、今金町ののぼりを目にした方もいると思います。
今回は、雪まつりでPRを行うまでの裏側をご紹介します。
サントリーをスポンサーに南極料理人がプロデュースする金麦を販売する南極食堂。
ぱっと見た感じでは今金とは何にも関係なさそうに見えるこのチラシ。よく見ると今金男爵の文字が・・・
実はこの企画は、昨年のオータムフェストで今金町の新ご当地グルメ ”ポテさらご飯” のブースを出展した際にいつの間にか仲良しになっていたHBCで放送されている「今日どきッ!」などでもおなじみの南極料理人の西村淳さん。
その西村さんに、なんでもいいから今金とコラボして!!という僕のむちゃぶりにたいして快く了解をくれた西村さんが実現させてくれたもの。
雪まつりには出店したいが予算はない!という僕の期待に見事答えてくれた。これで、少なくともブース代はタダ。しかも、広告は天下のサントリーが出してくれるというスペシャル特典つき。
肝心の今金男爵はというと今金農協さんに手配をお願いしたところPRということであれば無料で提供しますと神のような言葉を頂き、ついに支出は旅費だけということに。
これで予算的には問題ない。
しかし、人手に不安が多少あるということで、今金町と調印を結んでいる札幌国際大学の学生にボランティアをお願いし、これで準備万端整いいざ札幌へ。
雪まつり期間の一週間販売を続けた結果は、400円で販売した今金男爵いももちは約1200食完売。おなじく400円で販売した噴火湾産ホタテと今金男爵のコラボチャウダーも約1300食完売ということで無事に今金PRの任務を果たすことができました。
メニューの今金男爵いももちは、スポンサーのサントリー金麦にあう商品をということで、サントリーから提案を頂いたもの。噴火湾産ホタテと今金男爵のコラボチャウダーは、噴火湾産ホタテの今回の幹事は八雲漁協さんだと聞いていたので、あるようでない今金町と八雲町のコラボメニューを考えてほしいという僕のわがままを西村さんが形にしてくれたものです。
八雲漁業さんからは、隣町ということで今金とのコラボアイデアは出ることもあったが、今までなかなか実現できなかったということでとても喜んでいただけました。
隣町同士のコラボが盛んになれば、過疎や人口減少で抱えている問題の糸口も見えてくるかもしれませんね。
今年もさっぽろ雪まつりに参加できるといいな~
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座右の銘は「想像出来ることは実現できる」で、 執筆記事の得意分野はアクティブな事ならなんでもです。