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今金ボウル跡地…

 みなさんこんにちは!

 

今回は、和工建設横にありました、ボウリング場について取り上げたいと思います!
今年の8月お盆前に、ボウリング場が壊され、現在は更地になっております。

 

 

意外とボウリング場のことについて資料が残っていなかったため、探すのに苦労しました。

まずは、今金町にあったボウリング場の歴史について。

 

 

昭和47年5月 今金観光開発株式会社が和工建設横にボウリング場を建て「今金ボウル」という名前で営業
昭和53年3月 経営難で閉館

その後、
昭和53年8月、和工建設がボウリング場の経営を引き継ぎました。
毎日営業をしてきたのですが、お客さんが来ない日もあり、途中から夏休み冬休みの時期に限って営業を続けてきました。

平成10年頃、仙台にある「まるわ」という会社がボウリング場を経営することになり、
今金ボウルという名前から「サンシャイン今金」に名前を変更。

 

今金ボウル」という方もいれば「サンシャイン」という方もいて、調べながら混乱していたのですが、
途中からお店の名前が変わったということで、呼び名が異なっていたことも納得です。

 

 

 

まるわが参入する前は、スコアカードというものがあり、手書きでボーリングのスコアをつけていたそう。
スコアカード記入の仕方を教えてもらった経験がある、という方もいるのではないでしょうか。

まるわが参入して電子化となり、ストライクがでるとリプレイ映像がテレビに映し出されるなどの設備導入されました。
今となっては、ボウリング場でモニターが付いているのは当たり前ですが、その時代では最新鋭の機械であったと推測されます。

その後、7年ほどまるわが経営を続けてきましたが、撤退。

 

町内には娯楽が少なかったため、ボウリング場を辞めるわけにはいかないと再び和工建設株式会社が経営を続けます。

時期は定かではありませんが、平成20数年ごろ、完全閉鎖となりました…
それから約10年間、建物は残ったままとなっていました。

 

 

そして、今年の8月中旬頃、解体されて現在は更地になっています。

この後の土地の利用については決まっていないそうです。

 

 

 

ボウリング場の裏側、デ・モーレン広場側に巨大なチューリップの壁画があったのをみなさんもご存知かと思います。

あのチューリップの絵が描かれたのはいつ頃だったか覚えていらっしゃいますか?

 

実は、平成7年に今金中学校の美術部員が放課後や休日を利用して描いたと、当時の広報に残っていました! 

描かれてから20年以上経っており、塗り直しなどをすることもなく、きれいなチューリップの絵が残っていました。

もう、その姿を見ることはないと思うと、少し寂しい気持ちです。

 

 

 さて、今回の取材では和工建設株式会社の方や当時の様子を知っている町民の方々にもご協力をいただき、お話を伺いすることができました。本当にありがとうございます。
しかしながら、写真などの映像は残っておらず、その当時のものは見つけることができませんでした。
 もし、この記事を読んでいただいた方の中で、当時のボウリング場の中が分かるものなどをお持ちの方がいらっしゃれば、画像を提供していただけませんか?町内会の懇親会や、会社の忘年会等で利用されていた方が多かったという風に伺いました。

 昔の今金町の様子を共有できればと思っています。ご連絡は、こちらから。

 

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