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今金町×札幌国際大学 今金プロジェクト2017~第1弾

今年で5年目を迎える札幌国際大学との連携事業。

 

札幌国際大学とは2012年に「地域連携事業に関する協定」を締結しました。これは、大学の専門知識や大学生の知恵を借りて、今金町をより魅力的な地域として”町おこし”をしようと協定を結びました。

 

 

これまでに、札幌国際大学は、フットパスモニターツアーを開催したり、フットパスコースを作成したりとたくさんのアイデアを残してくれています。

その模様は、こちらの記事から
今金町にフットパスコースとサイクリングコースを作ろう!~第1弾~

 

フットパスコースは市街地を歩く2コースと、神丘地区を歩く2コースの計4コースを設置し、毎年10月に開催される「健康まつり」でも町内の方に歩いていただいています。

■ふれあいコース + ショートフットパスコース

■田園フットパスコース + くもかぜコース

今金プロジェクト2017 シリーズの記事はこちらから!!

 今金町×札幌国際大学 今金プロジェクト2017~第1弾

 今金町×札幌国際大学 今金プロジェクト2017~第2弾【お知らせもあるよ】

 今金町×札幌国際大学 今金プロジェクト2017~最終回

 

さて今年は、高齢化が進む美利河地区をより魅力的な地域へとするため、「健康」「歴史」「観光」の3つのキーワードについて、札幌国際大学の学生と今金中学校の生徒の皆さん、美利河自治会や地域の団体、機関の方々にも参加をいただき、美利河地区の地域課題の解決方策を提案してもらいました。

 

 

各チームのミッションはこちら

〇健康チーム
高齢化が進む今金町において、美利河地区を活用した町民の健康増進方策を提案する。

〇歴史チーム
美利河地区が有する歴史・文化的な資源を保護・活用及び伝承するとともに、今金町における歴史文化の発信方策について提案する。

〇交流チーム
北海道新幹線に延伸は道南エリアに大きな期待が寄せられている。観光客誘致及び交流人口を増やすため、今金町の玄関口となる美利河地区における総合的な観光振興ツールを提案する。

 

〇調整チーム
プロジェクトの記録や各チームの連絡調整係として、プロジェクトが円滑に進むようサポートをする。

 

4つのチームに分かれ、調整チーム以外の3つのチームには、中学生や町民の方々、団体の方が加わり”今金プロジェクト2017”事業がスタートしました!

7月・9月・11月の3回の来町を経て、今金町を見て回り、地元の住民の方とお話をしながら、今金町のために真剣に考えてくれる姿がとても印象的でした。

 

 

第1回 2017年7月16日・17日
テーマ「美利河地区の現状及び問題の把握」

7月16日。この日はお昼ごろに札幌国際大学の学生と教授 計21名が到着。

旧美利河小学校の交流センターを会場に、町民の方と中学生の緊張がほぐれるよう全員が参加できるゲームをしてくれました。

 

みんなで紙とペンを回しながらいまルンを書いていくというゲーム。

3つのチームごとにいまルンを思い出しながら上手に描いてくれました。

 

各チーム、個性的な いまルン ですね(笑)

 

 

 

その後、美利河の地区を知ってもらうため、フィールドワークを行いました。

全員でピリカ旧石器文化館、美利河ダムや周辺施設、奥美利河温泉、クアプラザピリカなどを見学しました。

【奥美利河温泉】

【ピリカ旧石器文化館】

ピリカ旧石器文化館の元学芸員である寺崎さんと、現学芸員である宮本さんに解説をいただきながら、ピリカ遺跡について理解を深めました。

 

【美利河ダム・ダム周辺】

美利河ダム管理支所のご厚意で、普段は立ち入ることのできない、ダムの中の施設を見学させていただくことができました。

 

 

 

夜はクアプラザピリカでBBQ!中学生も積極的に大学生と話をして交流を深めました。

 

 

7月17日。2日目は、「健康チーム」「歴史チーム」「交流チーム」の3つのチームに分かれ、それぞれの分野でテーマにあった場所を選定しフィールドワークを行いました。

 

〇健康チーム

見学場所:美利川ダム周辺散策、ダム湖でカヌー体験

*この日は天気にも恵まれ、ダムの周りを歩き、その後ダム湖でカヌー体験をしました。ダム周辺の様子を確認しながら自然活動ができる拠点を作れないかなど確認をしました。

 

 

〇歴史チーム

見学場所:マンガン採掘跡地、砂金採掘跡地、ピリカカイギュウ発見場所、メノウ収集者宅訪問、旧石器文化館

*昔、今金の産業を支えていたマンガン採掘地や砂金採掘地などを見学。当時働いていた地域住民の方のお話を聞きながら、現地を視察することができました。

 

〇交流チーム

見学場所:クアプラザピリカ、スキー場、ラフティングスタート地点、ダム周辺、カントリーサイン

*カントリーサインや各施設の案内看板の整備状況を確認しました。夏場のスキー場の活用方法などについて模索しました。

第1回目の研修は無事に終了。

 

今回、札幌国際大学の学生のほとんどが、今金町に訪れたことはなく、どこにあるのか、どんな特産物があるのか知らない人ばかりでした。

しかし、プロジェクトを終えた学生からは、

「今金町の大自然と町民のみなさんの温かみのある雰囲気を感じることができた」

「町民の方から説明していただく中で、町に対する想いというものがとても伝わってきた」

「残り2回のこのプロジェクトがとても楽しみだ」という声がありました。

 

 

第1回のプロジェクトに参加していただきました、

美利河自治会、中学生6名、今金河川事務所、美利河ダム管理支所、マザーピリカ、

ピリカ遺跡ボランティアの会、今金町観光協会、iプロ協議会、スポーツ推進委員、

文化財保護委員、皆さまにはたくさんご協力をいただきました。

 

本当にありがとうございます。

 

 

第2回 2017年9月16日・17日
テーマ「課題と解決方策の検討」

1回目のプロジェクトから2か月後。今回の訪問は、前回のフィールドワークからどんな課題を抱えていて、どんな解決方策があるかをみんなで検討していくことが2回目のテーマです。

前回参加してくださった、美利河自治会のみなさんや、ダム管理支所の職員のみなさん、遺跡ボランティアの方など多くの方にご協力をいただきながら、進めることができました。

 

特に、今回の「今金プロジェクト2017」は、次の世代を担う、

今金中学校の生徒のみなさんの想いを引き出しながら、

未来の今金町にはどんな町になってほしいかを大切にしました。

 

その思いを、大学生と一緒に形にして、今回の提案を考えてくれました。

 

 

 

 

第3回 2017年11月3日・4日
テーマ「活動成果報告会」

 

第3回目の様子と、大学生と中学生が考えてくれた提案については、次回の記事にて紹介します。

乞うご期待!!

 

 

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