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毎年恒例となっている「今金秋祭り」ですが、その起源は1896年(明治29年)に今金八幡宮が創建された頃とされています。
当時の開拓移住者らが協議をして、函館八幡宮より応神天皇・神功皇后の分霊を勧請、創建されたとされており、2018年(平成30年)には御鎮座122年を迎えたことになります。
八幡宮(神社)が創建された1896年(明治29年)頃と言えば、明治三陸地震があった年や、今金では荻野吟子が神丘地区に移り住んだ時期と重なります。
当初の祭りは純粋に「太陽と大地に感謝し豊穣を喜ぶ」ことを目的としていましたが、その後、開拓が進み、人が豊かさを求めるようになってきた時期でもある1920年(大正9年)頃には山車(だし)が登場し、戦時中の自粛なども経て、現在では「けんか太鼓合戦」も行われ、今金の秋の歳時記になるまで成長しています。
筆:Odajima
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